2008年2月16日土曜日

ホンダ 自動車

ホンダ伝

 本田宗一郎と藤沢武夫がいかにホンダを作り上げたか、そしてそのDNAが継承される様を書き下ろした一冊。 太陽のような本田と月のような藤沢の二人が夢に向かって突き進む時代から、一企業として成長を遂げる為の苦悩、そして見事な引き際までを、ノンフィクションとは思えないエピソードの数々が綴り上げる。 ホンダを知らない人も、戦後のジャパニーズドリームの一例として楽しめる。

元気のいい企業の代表格ホンダ自動車。その創設者である本田宗一郎の自伝かと思って読み始めたのだが、企業の歴史がダイナミックに書かれていて、ホンダ自動車の力強さが素直に納得できるような本である。本田宗一郎・藤沢武夫の明確なビジョンを今も保ち続けているからだろう。

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